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2005年 11月 01日
<変化激動のフォトライブラリーと写真業界>
もはや世の中デジタル真っ最中!まさに写真関連の業界にもこの 大波がやってきています。この激動の変化に笑う者、泣く者がはっきり 出てきました。 僕は、現地の水辺を撮り、それを、雑誌や新聞、フォトコンサートなどで写真を 使用しています。最近は、大手企業のホームページで「世界の水辺」連載なども 始まりました。ジャーナリストとしての仕事です。 もう一つ、会社として次の仕事をしています。広告業界向けに写真を供給するフォトライブラリーを展開しています。 会社は有限会社アクアイメージという小規模の会社を運営しています。以前は写真を貸出することで仕事になっていたのですが、今は、多くの場合、デジタル写真が使用されます。フィルム写真をデジタル化し、添付メールなどで、依頼先に送るのです。 ところが、このデジタル化の対応が可能なライブラリー企業と、デジタル化できない企業 では大きな差が出てきたのです。デジタル化に向うための経費が大きく、なかなか現状の ニーズに追いつけないライブラリー企業も多く、やむなく廃業になるケースも出てきています。 反面、デジタル化が進み、各分野の写真をデジタルで集め、対応できる大手数社のライブラリーがすこぶる元気です。ホームページも充実し、写真検索もすべてオンラインで可能に なっています。デザイナーの皆さんなど、写真を利用する側は、便利な大手ライブラリー に写真使用の依頼をするようになってきました。 現在、日本には、200ほどのライブラリー企業があるといわれていますが、ほんの一握りの 企業が笑い、多くは泣いています。 当社も泣き始めています。でも当社は、ほぼ100%高野弘の写真、すなわち、水中や 水辺、そして環境をテーマに取り組む、専門分野のライブラリーですので、まだ何とか 頑張れています。小規模ですが、デジタル化の導入やホームページの作成、それを 通じての写真供給などもできるようになりましたが、規模が小さい。これが難点です。 可能性は、マーケットの国際化です。今、インターネットのおかげで、海外からの 企業から写真使用の要望がきたり、海外のライブラリー企業とタイアップすることも できるようになりました。現在、20カ国を超える国々で私の写真が出る体制が整い ました。写真を撮り、講演活動も続けながら、上記の通り、豆粒企業のチャレンジも やっています。ライブラリー業界はこれから苦戦を強いられますが、闘うのも人生、 フォトコンサートと同じように、泣きながらも今後の楽しみを胸に取り組みたく思います。
by takanohiroshi
| 2005-11-01 11:43
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