カテゴリ
以前の記事
2018年 01月 2017年 09月 2017年 06月 2017年 04月 2017年 02月 2016年 11月 2016年 09月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 02月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 09月 2015年 07月 2015年 05月 2015年 02月 2014年 12月 2014年 10月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 05月 2014年 03月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 09月 2013年 07月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 08月 2011年 06月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 01月 2010年 11月 2010年 09月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 05月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 02月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 お気に入りブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2015年 09月 06日
9月に入り、やっと涼しくなりました。皆様、お変わりございませんか?
今回のトピックスは下記の通りです。 1)サメの猛攻、その後! 2)魚の分布変化、イタリア・アドレア海でも。現地取材! 3)サメについて!オーストラリア・大サンゴ礁での遭遇体験!あわや! ■サメの猛攻、その後! 前回のブログで「サメに悩まされた釣行」を紹介しましたが、その後まもなくかなりのサイズのサメが静岡や茨城県沖に出現、遊泳禁止になるビーチも。釣れた魚を海面にあげる途中小型のサメにことごとく持っていかれたことを紹介してまもなくTVなどで大型のサメ接岸のニュースが取り上げられました。海水温の上昇が原因とコメントされていました。 ■海水温上昇による魚の棲息分布の変化はイタリアのアドレア海でも。 イタリアのベネチア(ベニス)は、地中海からイタリア東側の海、アドレア海のほぼどん突きに位置しています。 地中海から約2,000㌔ほども離れて都市ですが、現地取材で訪ねた漁師さんの話では、いつもは地中海にいるはずのオニカマス(英名:ジャイアントバラクーダ)が網にかかるとのことでした。原因を訊ねると、やはり海水温が影響していると返ってきました。2,000㌔というと、ほぼ日本列島の長さほどになりますが、サメが比較的多い沖縄あたりからだと静岡や茨城がアドレア海の魚の分布変化に重なるように思います。 ■サメ、しかも、メジロザメ約30頭に海中で遭遇! オーストラリア政府機関「豪日交流基金」の派遣で以前、豪州東部沖合に南北に延びる大サンゴ礁・グレートバリア・リーフ他周辺の海域をダイビングクルーズで1ヶ月訪ねたことがあります。一日、最低3回のダイビングではカラフルな造礁サンゴや熱帯の魚の他、2mを超える大型の魚「タマカイ」(ハタの仲間)や、特にサメは連日出合いました。 撮影場所を、大サンゴ礁からさらに東のコラル海に移し、「オスプレイ環礁」を訪ねた時のことです。撮影地に到着すると、船長が「ヒロ(私)、これからシャークフィーディング(サメの餌付け)をするから撮影の準備をして!」とのこと。Shark Frenzy (サメの狂乱)状態を見せてくれるという。撮影の準備ができると、船長は魚の臓物を海面下20㍍ぐらいのところに位置するよう固定。この船に撮影で乗船したのは、米国、オーストラリアそして私(日本)の水中撮影チーム。皆、興奮と期待で海中へ。 すると5分もたたないうちに、Grey Sharkと呼ばれるメジロザメの仲間が複数で現れ、餌の臓物に突進!するとその音やにおいを嗅ぎつけた他のメジロザメがさらに集り、餌の奪い合いが始まったのです。海中は、噛みちぎられた臓物で透明度が落ちるぐらいになると、まさにサメは狂乱状態に。後でフィルムに写ったサメの数は30頭をこえていました。サメは攻撃するとき、二つの前ヒレを下げ、ターゲットに突進すると言われますが、まさにその通りでした。それぞれ2mを超える大型のサメの狂乱。まさに、大サンゴ礁はグレートでした。 今回は以上です。 水中・水辺のフォトジャーナリスト 高野弘 (撮影や「水」について弾き語るの活動紹介:「高野弘 水」で検索!)
by takanohiroshi
| 2015-09-06 23:46
| ニュース
|
ファン申請 |
||