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2013年 07月 04日
【ゆっくり歩む】
6月から7月へと時が流れてしましました。最近は、時の流れ方が速いように思う方が結構多いようです。IT時代になって、情報通信が便利になった一方、頭の中は、メールや情報収集で忙しく、ゆっくり歩むことを忘れてしまった感じですね。人間の頭脳は、全体の3%を使用するのがリミット、それ以上酷使すると心身ともに変調をきたすようです。人間の大きさにしては、頭脳の容量は大き過ぎるとのこと。今回は、リラックスしていただければと思い、僕が体験したメルヘンの世界を紹介。どうぞ最後までお付き合いのほどよろしくお願いします。 ずいぶん以前ですが、南太平洋のトンガ王国を訪ねたことがあります。水中撮影と王様との出会いをが目的。それでは、メルヘンチックな水辺の旅へ。 <トンガ王国を訪ねて> 人生、生きていれば思わぬチャンスがあるもの。三重県伊勢在住の真珠作家、小西蔀(こにししとみ)さんは、 変形真珠(バロック真珠)を使って、様々なアート作品を世に出しています。取材のご縁で出会った小西さんは、まさに芸術派。温厚で、情熱的で、オリジナイティあふれる方ですが、今、思い返すと、小西蔀さんとの出会いからメルヘンの世界の扉が開かれていたのですね。 <真珠作品「世界一小さな王様」を手にいざトンガ王国へ」> 黄金の椅子に座すバロック真珠をモチーフに作品を作った小西さんからの依頼で、この作品を、世界一大きな王様にプレゼントしたい、とご相談をいただいた。なんと、時価、200万円。現物をみさせていただくと、ゴールドの椅子に、上下2層のバロック真珠がまるで人のように乗っている。ともに、小西さんの創作だ。気品にあふれ、ゴージャスな感じ。さて、その当時、世界一大きな王様といえば、「トンガ王国のツポウ4世でしょう」と小西さん。トンガ王国と三重県はスポーツなどでつながりがあり、小西さんが描いた南の島、トンガ王国はまさにご縁があり、贈呈にふさわしい。 <現地、儀典局との折衝> 一国の王様との面談、ご訪問は簡単にはできない。小西さんの願いを実現すべく、現地の儀典局(外務省)にさっそく僕は訪問目的を書面にし、送った。また、メールなどがない当時、1カ月が過ぎる頃、現地儀典局の担当から、「小西さん、高野さんのご来島を歓迎します。」と返事が届いたのです。そして、小西さんの真珠作品を王様も楽しみにしています、と謁見することの許可も。さっそく、トンガ王国訪問の準備にかかり、その年の6月にフィジー経由でトンガ王国の首都「ヌクアロファ」がある、トンガタプ島へ向け出発の準備を始めました。 ところが、出発直前で、小西さんは体調を崩され、なんと単独での訪島になってしまったのです。 <フィジー経由で、トンガタプ島へ> ダイビング機材、水中撮影機材そしてもっとも大切な小西さんの思いの作品「世界一小さな王様」を持って南太平洋の空の旅は始まりました。まず、約8時間ほどのフライトで、フィジーに到着。高価な作品を見て贈呈にしては高価過ぎると、案の定、税関で足止め。トンガ王国の儀典局からの招待状が功を奏し、解放され、無事フィジーからトンガへ。初めて訪ねるトンガ王国。当日、現地で唯一のスタンダードホテル「Dateline International」に宿泊。そして翌日、トンガ王国の宮殿を訪ねたのでした。 <プールサイドで作品を撮影、そして宮殿へ> 早朝の南国の光は、ゴールドの椅子の輝きをより美しく高め、バックのブルーの水によく映えました。「手渡すと二度と見ることができないのだろうな」との思いを、小西さんも同じ気持ちだろうと、撮影しました。宮殿の儀典局までは、車で20分ほど。海岸に近い場所に宮殿はありました。「まずは、儀典局へごさいさつ!」と、訪ねると小さな建物の一階にその儀典局はありました。数名の職員が待ってくれていて、さっそく作品をご覧いただいた。すると、「こんな素晴らしく、高価な作品をご贈呈いただき、王様は幸せです。」と担当者。 王様との謁見時間は、午前10時~10時半までの、30分。衛兵同行で、宮殿への入口へ。美しいトンガの海辺に建つ、それは小さな宮殿を見た瞬間、「メルヘンの世界」への扉の前まで来たのを確信しました。さて、 いよいよツポウ4世国王との謁見です! 次回へ続く。
by takanohiroshi
| 2013-07-04 14:45
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